おすすめのパーカー干し方8選!型崩れや肩の伸びを防ぐ・フードまで乾かすコツを解説

肌寒い季節に大活躍してくれるパーカー。誰もが持っている定番アイテムではありますが、実はお手入れが意外と大変なんですよね。特に洗濯後の乾燥は難しく、他の部分は乾いているのにフードや脇だけ湿っているなんてこともしばしば……。そこで今回は、おすすめのパーカーの干し方をまとめてご紹介します。型崩れや肩の伸びを防ぐ方法も合わせて解説していますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

スリスリくん


おすすめの干し方、気になりマス!

パーカーが乾きにくい原因とは?

同じタイミングで干した他の衣類と比べて、明らかに乾くのが遅いパーカー。そもそもパーカーはどうして乾きにくいのでしょうか?その理由は大きく分けて2つあります。

生地が厚いため

一つ目は、他の衣類と比べてパーカーの生地が厚いということ。衣類の生地には「oz(オンス)」という単位が使われ、数字が大きくなるほど厚みが増していきます。一般的なTシャツが6オンス程度なのに対して、パーカーは10〜12オンスと約2倍の厚み。さらに、ヘビーウェイトと呼ばれる近年流行しているしっかりとしたつくりのパーカーの中には、14〜16オンスのものも増えており、このことが乾きにくい原因となっています。またパーカーの着用が増える秋冬は、気温や湿度など洗濯物が乾きにくい条件が重なっているため、より一層そのように感じてしまうのかもしれません。

フードが付いているため

2つ目の理由は、パーカー特有のフードにあります。一般的な方法でハンガーにパーカーを掛けると、背中や襟の部分がフードと重なり、風通しが悪くなってしまいます。風通しの悪さは洗濯物の乾きにくさと直結しており、それによって袖は乾いているのにフードや襟が湿っているという現象が発生してしまうのだそうです。全体を均一に乾かすためにはこうした生地同士の重なりを上手く解消してあげる必要があります。

肩や袖などの生地が伸びる・型崩れしてしまう原因は?

ハンガーに掛けていたパーカーが型崩れしてしまっていたという経験のある方も多いのではないでしょうか?一般的なパーカーの多くにはスウェット生地という伸縮性の高い生地が使われており、ハンガーにそのまま掛けるだけだと、どうしても洗濯後の重たくなったパーカーの自重によって肩や袖が伸びてしまいます。そのため、型崩れを防ぐためにはパーカーの重さが一ヶ所に集まらないように工夫する必要があります。

パーカーを干す方法は3つ

パーカーをしっかりと乾かして、なおかつ型崩れも防ぐ干し方には、大きく分けて3つの方法があります。それぞれの特徴を知った上で、お部屋やベランダの状況に合わせた最適な方法を試してみてくださいね。

通常のハンガーを使った方法

まずは、ご家庭で実践しやすい通常のハンガーを使った方法をご紹介します。

ハンガーにフードを掛ける

こちらはハンガーにフード掛ける干し方。フードが早く乾くだけでなく、通常の干し方では乾きにくい背中や襟部分までしっかりと乾かすことができます。フードが型崩れしやすい干し方でもあるため、通常の方法で乾かした後に追加でこの方法を組み合わせるといった使い方がおすすめです。

2本のハンガーを十字に組み合わせる

こちらは2本のハンガーを十字に組み合わせて使う干し方。通常の方法にプラスしてフード部分の風通しを良くしているため、パーカー全体を均一に乾かすことができます。ハンガーに掛けているだけだとフード部分が外れやすいため、外干しをするときには洗濯バサミなどで固定してあげるのがおすすめです。

3本のハンガーを組み合わせる

こちらは3本のハンガーを組み合わせて使う干し方。袖・肩・フードの3箇所をハンガーに掛けることで、生地の重なりをなくして全体を素早く乾かすことができます。またこの方法は、パーカーの重さが一ヶ所に集まることなく均等に分散されるため、型崩れを防げるというのも嬉しいポイント。ハンガーを3本も使ってしまったり、スペースの確保が必要だったりと気になるところもありますが、パーカーを綺麗に素早く乾かすという点では最もおすすめできる方法になります。

物干し竿を使った方法

続いては、物干し竿を活用した方法をご紹介します。ご家庭に物干し竿があるという方はぜひ試してみてくださいね。

先端にフードを掛ける

こちらはパーカーのフードを物干し竿の先端に掛ける干し方。2本のハンガーを組み合わせた方法と同じ効果が期待できるだけでなく、スペースも大幅に削減することができます。物干し竿の両端でしか使えない方法ではありますが、気軽に導入できるためおすすめです。こちらも物干し竿に掛けているだけだとフードが外れてしまう可能性があるため、必ず洗濯バサミで固定するのを忘れないようにしましょう。

横向きにパーカーを掛ける

パーカーを横向きにして物干し竿に掛けることで、パーカー全体を素早く乾かすことができます。幅を取るため何着もまとめて乾かすのには向いていませんが、サッと一枚だけ乾かしたいときにはおすすめです。またジップパーカーの場合、ファスナーを開けて横向きに掛けることで風通しが良くなり、乾燥時間を大幅に短縮することもできますよ。

専用のハンガーを使った方法

最後にご紹介するのが、専用のハンガーを用いた方法です。100均やホームセンターで購入できる専用ハンガーを使うことで、効率よくパーカーを乾かすことができますよ。

ボトムス用ハンガーを使う

こちらはボトムス用ハンガーを用いて、パーカーを逆さまに吊るす干し方。袖やフードが他の部分と重なるのを防ぎ、全体を均一に乾かすことができます。スペースを取らずにできるというのが魅力の一方、裾が自重で伸びてしまう可能性があるため、長時間干しておくのには向いていません。お天気がいい日にサッと乾かすのにおすすめです。

パーカー用ハンガー使う

パーカー用ハンガーとは、通常のハンガーと組みわせて使うアイテムです。パーカー用ハンガーの下に通常のハンガーを吊るしたら準備完了。あとは、パーカー本体を通常のハンガーに、フード部分を専用ハンガーに掛けることで、フードを広げた状態で素早く乾かすことができます。

バスタオル用ハンガー使う

バスタオル用ハンガーとは、ハンガーの幅間を伸縮できるアイテムです。ハンガーを伸ばした状態で使うことでパーカーの袖を上にキープしたまま干すことができ、通常のハンガーよりも素早く乾かすことができます。

まとめ

今回は、おすすめのパーカーの干し方をまとめてご紹介しました。お気に入りのパーカーを大切に着ていくためにも、型崩れせずに素早く乾かせる方法をぜひ導入してみてくださいね。

スリスリくん


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プルオーバーパーカー

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ジップパーカー

ビッグシルエットパーカー

ヘビーウェイトパーカー

ヘビーウェイトジップパーカー

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