Tシャツの襟のよれを簡単に直すには? よれの原因や防止方法も解説!

夏の主役のファッションアイテムといえば「Tシャツ」。お気に入りは何度も着たくなるものですが、洗濯を繰り返すと襟がよれてしまいがちです。襟がよれよれのTシャツはだらしない印象を他人に与えてしまいます。そこでこの記事では、お気に入りの一枚を長く楽しむために、自宅で簡単にできるよれを防ぐ方法や解決策を解説します。

どうしてTシャツはよれてしまうの?

そもそもTシャツの襟のよれは、縦横十字に編み込まれたTシャツ生地の横糸が伸びて、縦糸が余ってしまっている状態のことをいいます。よれてしまう主な原因は、洗濯や着脱の際に生地が引っ張られること。そのためよれを完全に防ぐことは難しいのですが、日々の洗濯や干す際にちょっとしたケアをすることでよれを極力防ぎ、衣服を長持ちさせることができます。お気に入りのTシャツを長く着続けるために、少しでもTシャツのよれを防ぎ、もしよれてしまった場合の復活させる方法をご紹介しましょう。

Tシャツのよれを身近なもので簡単に治す方法

Tシャツのよれを復活させるには、大きくスチームアイロンを活用する方法と、氷水を使って整える方法の2通りがあります。どちらの方法が適しているかは、Tシャツの洗濯表示や素材などをみて判断します。それぞれの方法について詳しくみてみましょう。

方法1:スチームアイロンでよれを復活させる方法

【手順】
①アイロンを高温度にセットする。
②よれてしまった襟の生地を縦方向に伸ばし、よれを極力なくす。
③スチーム機能を使って襟部分に蒸気をあてながらアイロンを縦方向に動かし、よれを伸ばしていく。

【ポイント】
※たっぷりスチームをあてながらよれを引っ張っるように伸ばしていきましょう。
※アイロンは力いっぱい押しつけず、軽くあててこすっていく程度でOK。
※高温のためやけどには十分注意して行ってください。

方法2:氷水を使ってよれを復活させる方法

【手順】
①氷水を用意し、Tシャツの襟をじゃばらに折って30秒から1分ほど氷水につける。
②終わったら水分を押し出すように水気を絞る。
③Tシャツを広げて、ハンガーなどにかけず、平らな場所において乾かす。

【ポイント】
※②で水分を押し出す際には、雑巾などを絞るようにきつく行うのではなく、軽く、やさしく絞るとよいでしょう。
※氷水を使ってよれを復活させる方法は、綿など天然素材を使った生地にのみ有効です。

襟のよれを未然に防ぐ方法とは?

Tシャツのよれは、洗濯の際や洗濯後の干し方をほんの少し工夫することで未然に防ぐことができ、よりTシャツを長く愛用できます。そのコツをご紹介しましょう。

洗濯のときに注意すること

よれは、洗濯機の中でTシャツが引っ張られ、横糸が引っ張られてしまうことが主な原因になります。そこで襟部分を輪ゴムでまとめるように縛って洗濯すると、襟部分の生地が無理に引っ張られることなく、洗濯することができます。

輪ゴムが身近になければ、洗濯ネットを使ってみてください。洗濯ネットに入れることでほかの洗濯物とからまなくなり、襟に余計な負荷がかかるのを防ぐことができます。

干すときにも注意が必要

洗濯後の干し方にも注意が必要です。ハンガーはできるだけ使わず、平干しや物干し竿、洗濯ひもなどを使うのが、Tシャツを長持ちさせる干し方です。

もしハンガーを使う場合は、例えば、滑り止めのあるものや、肩の部分が丸みを帯び、厚みがあるものなど、衣類の型がくずれにくいハンガーを使用するとよいでしょう。

また、特に綿の生地は、水分の重みで襟や肩の部分が伸びてしまう可能性があります。ハンガーを使う際は、必ず裾側から入れるようにしましょう。襟から入れようとすると襟周辺の生地に余計な負荷がかかり、よれや型くずれの原因になってしまいます。

Tシャツのデザインと生地で、将来のよれ具合は決まる!?

よれが起こりにくいかどうかは、Tシャツの価格ではなく、デザインと生地が大きく影響します。長く愛用したいTシャツを探すときは、素材や形、厚みにこだわってみることも大切です。ここでは、よれにくいTシャツの特徴についてみていきましょう。

特徴1:襟が縦に編み込まれているものを選ぶ

洗濯してもよれにくいのは、襟が縦方向にきちんと編み込まれているTシャツです。洗濯機の中で衣服がからまってしまうとそれぞれの衣服は横方向に引っ張られ、横糸が伸びてよれやすくなります。

そこで襟が縦にしっかり編み込まれている丈夫なTシャツなら、洗濯にも負けません。また、一般的なTシャツより襟が厚いものはよれにくいので、購入する前にチェックするとよいでしょう。

特徴2:素材にこだわる

素材もよれ防止には重要なポイントです。Tシャツに最も多い綿100%素材のTシャツは、天然ゆえに型くずれが起きやすく、それがよれにつながりますが、よれを修復しやすいのも綿100%素材ならではの特徴です。洗濯時や干すときに、前述したよれを防ぐポイントを押さえれば、長く着ることができるでしょう。

一般的なTシャツで2番目に多い素材は、化学繊維のポリエステル。これは丈夫なのがメリットで、よれにくいうえに、シワもつきにくいという特徴があります。耐久性が高く、吸汗性と速乾性に優れた機能なども兼ね備えているので、スポーツやアウトドアをはじめ、さまざまなシーンで重宝されています。

SUZURIのTシャツの特徴

SUZURIのスタンダードTシャツは、こだわりの品質かつ豊富なカラーとサイズ展開が魅力。よれを気にせず、快適に着ることができるので、多彩なシチュエーションで活躍してくれます。

特徴1:洗濯してもよれず長持ち

襟部分には、「ダブルステッチ」を採用。洗濯してもよれや伸びが起きにくく、Tシャツのシルエットを保ちながら長くお使いいただけます。

特徴2:生地が丈夫で透けにくい

SUZURIのスタンダードTシャツは、綿100%のハイクオリティTシャツ(United Athle)を採用。5.6オンスの丈夫な素材で、よれにくいだけでなく、厚みもあり、白Tでも生地が透けることがありません。

特徴3:着心地がなめらか

丈夫で少し厚みのある生地ですが、綿100%のためゴワつきやザラつきはなく、快適な着心地を実現しています。

特徴4:両面印刷も対応

「背面だけ」「両面」など自由に印刷ができます。SUZURIのスタンダードTシャツでさまざまなデザインを表現してみてください。

特徴5:サイズが豊富

カラーはなんと全26色! キッズサイズからガールズサイズまで豊富なサイズを取り揃えています。
SUZURIのTシャツについて詳細はこちら

まとめ

今回は、Tシャツの襟のよれをできる限り防ぐ方法と、よれてしまった襟を元に戻す方法をご紹介しました。よれを防ぐには、まずよれにくくすることが大切です。これから購入するTシャツは、着るときや脱ぐとき、洗濯のときなど、丁寧に大切に扱って、お気に入りの一枚を長く楽しんでください。

※Tシャツの状態や生地によっては、修正が難しい場合があります。修正作業は、自己責任となり、やけどや焦げなどには十分ご注意ください。

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