自宅にいながら様々な商品を購入できる一方で、思わぬ失敗をしてしまうこともあるオンラインショッピング。特に衣類の場合、手元に届いたらサイズ感がイメージと違った……という経験のある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、パーカーの基本となるサイズ項目や、選び方・失敗しないためのポイントなど、オンラインでパーカーを購入する際に役立つ情報をまとめてご紹介していきます。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
目次
パーカーとは?意味や種類を解説
「パーカー」とは、フードが付いたトップスのことを指します。日本で言うところの「パーカー」は、海外では「フーディー」と呼ばれており、最近は国内でもそうした呼び方が増えてきています。
デザインや生地によって様々な種類があるパーカー。以下では、代表的なパーカーの特徴を簡単にご紹介します。
プルオーバーパーカー
「プルオーバーパーカー」は、スウェットまたはフリース生地にフードが付いたトップスのこと。頭からすっぽりと被って着る、最もベーシックなタイプです。ちなみに、フーディーはパーカーの中でも、このプルオーバーパーカーのことを指しています。
ジップパーカー
「ジップパーカー」は、フロント部分にジッパーが付いているパーカー。スウェット生地からフリース・ポリエステルまで、様々な素材を使ったものがあります。
パーカーのサイズ選びで役立つ、基本7項目と測り方
ここからは、パーカーのサイズを選ぶときに確認しておきたい、基本の7項目について解説していきます。
着丈(きたけ)
着丈とは、洋服の後ろ首の付け根(バックネックポイント)から裾までの長さのことを指します。パーカーの場合、着丈にはフードを含まず、フードの付け根から裾までの直線距離を測ります。
身丈(みたけ)
身丈とは、洋服の首の横の付け根から裾までの長さを指します。メーカーによって、着丈と身丈のどちらをサイズ表記に採用するかは異なるため、注意して確認するようにしましょう。
着丈と身丈については、「着丈とは?身丈・総丈との違いや、測り方を解説」の記事にて詳しくご紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
肩幅(かたはば)
肩幅とは、左肩の付け根から右肩の付け根までの直線距離のことを指します。肩幅のサイズはシルエットに大きく関わるため、自身の肩幅よりも大きすぎると、ルーズな印象を与えてしまうかもしれません。そのため、ゆったりと着こなしたい場合でも肩幅はぴったりなサイズにするのがおすすめです。
身幅(みはば)
身幅とは、左の脇の下から右の脇の下までの直線距離のことで、胴体部分の横幅を指します。着丈・身丈と身幅が分かれば、パーカーの大まかなサイズをイメージできます。自身の身幅とぴったりなサイズにすると窮屈に感じてしまうため、ある程度余裕を持って選ぶのがポイントです。
胸囲(きょうい)
胸囲とは、脇の下の部分を横方向に一周した長さのことを指します。身幅は平面での直線距離ですが、胸囲はパーカーの前面と背面を両方含めた長さです。そのため、単純に計算すると胸囲は身幅の2倍の長さになります。
肩幅と身幅については、「肩幅とは?身幅との違いや、測り方を解説」の記事にて詳しくご紹介しています。こちらもあわせてチェックしてみてください。
袖丈(そでたけ)
袖丈とは、肩の付け根(袖山:そでやま)から、腕が出る部分(袖口:そでぐち)までの直線距離を指します。なお、袖丈はリブまでを含んだ長さになるため、忘れずに測るようにしましょう。
裄丈(ゆきたけ)
裄丈とは、洋服の後ろ首の付け根(バックネックポイント)から、袖山を経由した袖口までの長さのことを指します。メーカーによって、袖丈と裄丈のどちらをサイズ表記に採用するかは異なるため、注意して確認しましょう。
袖丈と裄丈については、「裄丈とはどこ?測り方や袖丈との違い、意味も合わせて解説」の記事にて詳しくご紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
パーカーのサイズの選び方(1)好みの種類で選ぶ
ここからはパーカーのサイズの選び方を3つご紹介します。まずひとつ目は、パーカーの種類で選ぶというもの。記事の冒頭でも述べたように、一口にパーカーといってもデザインや生地によってさまざまな種類があり、サイズ感はそれぞれのパーカーによって異なります。ここでは、SUZURIで取り扱っているパーカー5種類を例として、その特徴とサイズ表をご紹介していきます。
パーカー(プルオーバーパーカー)の特徴とサイズ表
シンプルなシルエットのパーカー(プルオーバーパーカー)は、カジュアルなテイストの服装にぴったり。SUZURIのパーカーは10.0オンスと程よい厚みがあるため、秋口から春先まで幅広いシーズンで着用できるのが魅力です。
サイズ | 身丈 (cm) | 身幅 (cm) | 肩幅 (cm) | 袖丈 (cm) |
S | 62 | 52 | 44 | 56 |
M | 66 | 55 | 48 | 60 |
L | 70 | 58 | 52 | 61 |
XL | 75 | 63 | 55 | 62 |
XXL | 80 | 68 | 58 | 63 |
110 (キッズ) | 44 | 35 | 29 | 40 |
130 (キッズ) | 51 | 40 | 35 | 45 |
150 (キッズ) | 58 | 47 | 40 | 53 |
ジップパーカーの特徴とサイズ表
ジップパーカーは、ジップの開け閉めで寒暖調節できるのが魅力。肌寒い季節に羽織としても使えるため、オールシーズンで活躍してくれます。SUZURIのジップパーカーは肌触りの良い裏パイル生地を使用していて、着心地も抜群です。
サイズ | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
S | 62 | 52 | 44 | 56 |
M | 66 | 55 | 48 | 60 |
L | 70 | 58 | 52 | 61 |
XL | 75 | 63 | 55 | 62 |
XXL | 80 | 68 | 58 | 63 |
110(キッズ) | 44 | 35 | 29 | 40 |
130(キッズ) | 51 | 40 | 35 | 45 |
150(キッズ) | 58 | 47 | 40 | 53 |
ビックシルエットパーカーの特徴とサイズ表
存在感のあるビックシルエットパーカーは、カジュアルに着こなしたいときにおすすめ。着心地とサイズ感にこだわったSUZURIのビッグシルエットは、絶妙なバランスの肩落ちデザインが魅力です。裏起毛であたたかくやわらかな肌触りなので、部屋着としても活躍してくれます。
サイズ | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
M | 67 | 69 | 67 | 50 |
L | 71 | 72 | 70 | 51 |
XL | 74 | 75 | 73 | 53 |
ヘビーウェイトパーカー・ヘビーウェイトジップパーカーの特徴とサイズ表
SUZURIのヘビーウェイトパーカー・ヘビーウェイトジップパーカーには、12.7オンスのヘビーパイルを使用。しなやかなコットン生地はやわらかく肌に馴染む着心地が魅力です。ざっくりとしたシルエットと重厚感のある生地で、秋冬シーズンに欠かせない一枚になってくれます。
サイズ | 身丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
S | 66 | 52 | 47 | 60 |
M | 69 | 55 | 50 | 61 |
L | 72 | 58 | 53 | 62 |
XL | 75 | 61 | 56 | 63 |
XXL | 78 | 64 | 59 | 64 |
パーカーのサイズの選び方(2)手持ちのパーカーを測って選ぶ
手持ちのパーカーの中から理想のサイズに近いものを選んで、着丈・身丈や身幅を測るという方法もおすすめです。サイズを測るときには、パーカーを床やテーブルなどの平らな場所に広げ、前章の内容を参考にして測りましょう。
パーカーのサイズの選び方(3)好みの素材や厚さから選ぶ
前述の通り、パーカーによって素材や厚さが異なります。SUZURIのパーカーを素材と厚さで分類した図が下記です。素材や厚さが異なることで着用する時期や着心地、見え方も変わってくるでしょう。個人の好みですが、選ぶ時の1つのポイントとして考えておきましょう。
パーカーのサイズ選びに失敗しないためのポイント!
日本製と海外製の違いに気を付ける
同じサイズで表記されているパーカーでも、日本製と海外製ではサイズ感が大きく異なるため、海外製品を購入する際にはいつも以上に注意が必要です。S・M・Lなどのサイズ表記だけでなく、細かなサイズ項目をチェックするようにしましょう。
レビューや口コミを参考にする
オンラインショップで洋服を購入するときには、商品ページにある購入者のレビューや口コミを参考にするのもおすすめです。レビューや口コミを見ることで、実際に届いてみないと分からない肌触りや着心地といった部分までイメージしやすくなります。
SNSで一般の人の着用画像を確認する
商品ページのモデルと自身の身長や体型が異なっている場合、SNSやファッションコーディネートサイトなどで、着用画像を検索してみるのも良いでしょう。
購入したパーカーのサイズが合わなかったときはどうすればいい?
サイズを確認してから購入したのに、実際に着てみたらそれでもサイズが合わなかったということもあるでしょう。そんな場合でもサイズが大きければ、裾上げや丈詰めなどでお直しをすることができます。一般的なお直しの方法は、裾上げテープ・手縫い・ミシン・リフォーム店やクリーニング店に依頼、の全部で4つ。ここではそれぞれの方法のメリット・デメリットを簡単にご紹介します。
<裾上げテープを使って裾上げ・丈詰め>
メリット | デメリット |
比較的簡単にできる | 綺麗に仕上げるのにコツがいる |
100円ショップで購入できる | 失敗した場合のやり直しが難しい |
時間がかからない | 縫製と比べて耐久性が低い |
<手縫いで裾上げ・丈詰め>
メリット | デメリット |
針と糸だけあればできる | 裁縫の技術が必要 |
自然な仕上がりにできる | 仕上げるのに時間がかかる |
<ミシンで裾上げ・丈詰め>
メリット | デメリット |
手縫いよりも速く、綺麗に仕上げられる | 裁縫の技術が必要 |
自然な仕上がりにできる | ミシンを購入する必要がある |
<裾上げ・丈詰めをしてくれるお店に依頼する>
メリット | デメリット |
プロが仕上げてくれるので失敗がない | 他の方法と比べるとコストがかかる |
パーカーの素材に合わせた縫い方をしてくれる | 店舗まで持っていく必要がある |
それぞれの具体的な手順や詳細については、「自分でできる裾上げ方法は?誰でも簡単にできる方法を解説」の記事で詳しくご紹介しています。
まとめ
今回は、パーカーのサイズ感の目安や、選び方・失敗しないためのポイントなどを解説しました。同じくオンラインショップで購入する機会が多いものとして、Tシャツがあげられます。こちらについては、「Tシャツのサイズ感の目安は?サイズ表付きで解説」の記事でご紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
また、好みのデザインで欲しいサイズ感のパーカーが見つからない場合、オリジナルパーカーを作成してみるのもおすすめです。SUZURIなら画像一枚で簡単に自作できるので、ぜひお気に入りの一枚を作ってみてくださいね。