オリジナルグッズを作成できるサービスを探しているけど、初めて作るのでどのサービスが良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。また、各サービスの違いや選ぶ際のポイントがわからない人も少なくないでしょう。
そこで、今回はオリジナルグッズを作成する際のポイントやサービスの選び方を解説するとともに、おすすめのオリジナルグッズ制作サービス10選をご紹介していきます。
目次
おすすめのオリジナルグッズ作成・制作専門業者/ネットサービス紹介
ここからは、おすすめのオリジナルグッズ作成サービス10選を個人向けと企業向けに分けて紹介していきます。
個人向けのネットサービス
まずご紹介するのが、個人向けのネットサービスです。それぞれのサービスで取り扱っている商品の特徴などが異なります。一部のサービスでは、法人向けにも対応しているものがあります。
では、具体的に見ていきましょう。
1.SUZURI(https://suzuri.jp/)
SUZURIは、弊社が2014年から展開しているサービスで、さまざまなオリジナルグッズの作成や販売、購入ができます。
Webサイトやアプリで画像をアップロードするだけで、Tシャツやスマホケース、トートバッグなどが作成できます。
作成できるグッズの種類は多彩で、誰でも簡単にオリジナルグッズを作れることから、多くの人から利用されています。
初期費用・月額利用料無料で利用でき、受注生産方式を採用しているため、販売する際の在庫リスクもありません。
どのアイテムも1個から発注できるため、発注ロット数に悩まされることもなく、初心者でも気軽に利用できるサービスです。
また他サービスとの大きな違いのひとつとしてはYouTubeのグッズ紹介機能と連携できる点です。
自身のYouTubeチャンネルの動画ページに、SUZURIで作成したグッズを表示させることができる機能です。
この機能をご利用いただくにあたっての料金や、手数料は発生しません。
表示したグッズをクリックすると、SUZURIの商品ページに遷移し、スムーズにお買い物ができるようになります。
詳しい資料があるので、まずはこちらをチェックしてみてください。
※利用要件については、こちらのチャンネルの利用資格要件をご参照ください。
価格 | スタンダードTシャツ:2,332円~ スマホケース:2,200円~ トートバッグ:2,068円~ ※上記は原価表記 ※クリエイターさまごとに価格は異なります |
作成できるグッズの種類 | 50種類以上 |
外部販売サービスとの連携 | あり |
※価格、作成できるグッズの種類については、2022年3月23日時点のデータとなります。
2.Tシャツトリニティ(https://www.ttrinity.jp/)
Tシャツトリニティは、スウェットやパーカー、小物なども作成できますが、オリジナルTシャツの作成と販売に特化したサービスです。
自身で準備した画像をそのまま使ってオリジナルTシャツを作ったり、テンプレートを利用してテキストや画像を差し替えてオリジナルTシャツを作ったりすることができます。
1枚から注文ができますが、同じデザインやカラーの商品を11点以上注文すると「大口割引」という割引制度もあるため、大量に作りたい人にはお得なサービスです。
出店や運営などの費用は無料で、発送などもすべて任せられるため、初めてオリジナルTシャツを作成して販売する人も気軽に利用できるでしょう。
また、例えばピンクでも、「ピンク」「ライトピンク」「ピーチ」などカラーバリエーションが豊富なところも大きな魅力です。
価格 | Tシャツ片面印刷(ブレンドモード):1,700円~ Tシャツ片面印刷(ホワイトモード):2,230円~ |
作成できるグッズの種類 | 13種類以上 |
外部販売サービスとの連携 | あり |
※価格、作成できるグッズの種類については、2022年3月23日時点のデータとなります。
3. オリジナルプリント.jp(https://originalprint.jp/)
オリジナルプリント.jpは、1995年の創業以来、オリジナルグッズのオンデマンドプリントサービスを展開しています。
Tシャツをはじめ、マグカップやバッグ、文房具など幅広いオリジナルグッズを作成することができます。
1枚から大量の注文まで可能であるため、個人はもちろん、法人からの発注にも対応しています。
納期は商品によって異なりますが、13時までの注文で当日出荷に対応しているものもあるため、急ぎでグッズを作成したい人におすすめです。
会員登録をすれば、無料でネットショップが作成できるBASEやShopifyと連携して、作成したグッズの販売もでき、非常に便利です。
価格 | シルクスクリーンプリントTシャツ:400円(アイテム単価)+1,540円(左胸・右胸プリント代1点) 特急プリントTシャツ:407円(アイテム単価)+1,353円(胸中央・インクジェットプリント代) |
作成できるグッズの種類 | 1,900種類以上 |
外部販売サービスとの連携 | あり |
※価格、作成できるグッズの種類については、2022年3月23日時点のデータとなります。
4. pixivFACTORY(https://factory.pixiv.net/)
pixivFACTORYは、漫画や小説の投稿・閲覧ができるSNS「pixiv」と連携したグッズ作成サービスです。
全72種類の中から作りたいグッズを選び、画像をアップロードするだけで簡単にオリジナルグッズが作れます。
無料でネットショップを作成できるBOOTHと連携することで、オリジナルグッズを1点から販売することができます。
BOOTHでは、初期費用無料で在庫リスクがないオンデマンド販売のほかに、倉庫直送販売という方法があり、原価を下げることができるため、大量に販売したい人におすすめです。
pixivが展開しているサービスであるため、イベントに合わせて同人誌や名刺を作ることができる点も大きな特徴のひとつでしょう。
価格 | アクリルキーホルダー:340円~ 缶バッジ:48円~ クリアファイル:720円~ |
作成できるグッズの種類 | 全72種類 |
外部販売サービスとの連携 | あり |
※価格、作成できるグッズの種類については、2022年3月23日時点のデータとなります。
5. Up-T(https://up-t.jp/)
Up-Tは、定番のTシャツからキッズ・ベビーアイテム、ネイルチップやペット服までさまざまなグッズが作成できるサービスです。
画像をアップロードし、全2,000種類のアイテムから購入したり、販売したりしたいものを選ぶだけで簡単にグッズが作れます。
作成したオリジナルグッズはメーカーから直送されるため、低価格で購入できるのが大きな魅力でしょう。
法人向けの大口発注にも対応しており、最短で当日発送が可能なため、突然のイベントやトラブル時にも非常に便利です。
また、1枚から発注もでき、何枚作っても送料が無料であるため、制作費を抑えたい人にはおすすめのサービスです。
価格 | 定番Tシャツ:2,200円 ロンパース:2,200円 ネイルチップ(Sサイズ):2,530円 |
作成できるグッズの種類 | 2,000種類 |
外部販売サービスとの連携 | あり |
※価格、作成できるグッズの種類については、2022年3月23日時点のデータとなります。
企業向けの専門業者
上記の個人向けのネットサービスの中には、法人向けに対応しているものもありますが、企業向けの専門業者もあります。
ここからは、企業のオリジナルグッズ作成に特化した業者をご紹介していきます。
1.ラクスル(https://raksul.com/)
ラクスルは、オンライン上で印刷を中心に、デザインから配布までトータルで行っている企業向けの印刷通販業者です。
チラシやパンフレット、名刺などビジネスシーンで活躍するさまざまな商品の自社オリジナルグッズを作成することができます。
例えば、チラシであれば10部から、折込・ポスティングであれば1,000部から作れるため、中小企業の小ロット生産にも向いているでしょう。
また、Tシャツやタオル、マグカップなどのノベルティも充実しており、ロゴや名入れにも対応しています。
全国送料無料で、用紙や商品のサンプルも無料でもらえるため、経費削減にもつながるでしょう。
作成できるグッズの種類 | 印刷商品:29カテゴリー ノベルティ:28カテゴリー |
最短出荷日 | 最短3営業日 |
※作成できるグッズの種類、最短出荷日については、2022年3月23日時点のデータとなります。
2.販促STYLE(https://www.hansoku-style.jp/)
販促STYLEは、ノベルティ・販促品に特化した企業向けのサービスで、オンライン上でデザインの作成から決済まで行うことができます。
人気のエコバッグやトートバッグをはじめ、ステーショナリーや時計、カレンダーなど豊富なラインナップが特徴です。
名入れ注文であれば30個からと小ロットにも対応しており、最短2日で名入れができる商品もあります。
また、10,000個以上の大ロット生産も可能であるため、自社のキャンペーンや新商品発表などに活用することができるでしょう。
法人名登録をすることで、請求書後払いができるため、月に複数回サービスを利用したとしても支払いが1回で済み、業務の効率化が図れるのが大きなメリットです。
作成できるグッズの種類 | 19カテゴリー(例:バッグ1,000種類以上) |
最短出荷日 | 最短2営業日 |
※作成できるグッズの種類、最短出荷日については、2022年3月23日時点のデータとなります。
3. GOODS EXPRESS(https://www.goods-express.info/)
GOODS EXPRESSは、ノベルティ・販促品の専門店として豊富な商品ラインナップを取り揃えている企業向けのサービスです。
アーティストグッズとしてシリコンバンドを定着させたサービスとしても有名です。
定番のTシャツやタオル、ネックストラップや缶バッジのほか、コンパクトミラーやスカーフなど女性向けの商品も展開しています。
「made in U.S.A.」にこだわりを持っているため、アメリカ製のオリジナルグッズの品揃えが豊富なのも大きな特徴でしょう。
サイトにない商品でもOEM生産で、ゼロベースから発注することもできるため、他社と差別化を図りたい企業におすすめです。
作成できるグッズの種類 | 100種類以上 |
最短出荷日 | 最短10営業日 |
※作成できるグッズの種類、最短出荷日については、2022年3月23日時点のデータとなります。
4. 販促花子(https://hi-ad.jp/)
販促花子は、印刷会社や広告代理店などを中心に業界で幅広く利用されているノベルティ・販促品の卸専門サービスです。
クリアファイルなどのノベルティやタオルなどの粗品・記念品など数多く取り揃えています。
全面印刷のオリジナルデザインができるノベルティグッズは、他のサービスと比較しても充実しています。
すべて卸売り価格となっているため、ノベルティ・販促グッズを低価格で作りたい企業におすすめです。
注文の翌営業日に出荷される商品もあるため、急ぎでオリジナルグッズを作成したい場合にも非常に便利でしょう。
作成できるグッズの種類 | 4,000種類以上 |
最短出荷日 | 最短翌営業日 |
※作成できるグッズの種類、最短出荷日については、2022年3月23日時点のデータとなります。
5.販促エキスポドットコム(https://www.hansoku-expo.com/)
販促エキスポドットコムは、ノベルティや粗品、販促品に特化した国内最大級の企業向けサービスです。
バッグやポーチ、ステーショナリーから新型コロナウイルス感染症対策グッズまで34,000種類以上の品揃えを誇ります。
国内最安値を目指しており、他サービスより高い値段の商品があった場合、連絡すると価格を見直してくれる場合があります。
当日の12時までに振込が完了すると、当日出荷される商品もあり、他サービスと比較して納期が早いといえるでしょう。
商品は1カートン単位で購入でき、全国送料無料です。また、カートン割れ手数料も無料となっているため、できる限りコストを抑えたい企業におすすめです。
作成できるグッズの種類 | 34,000種類以上 |
最短出荷日 | 最短当日 |
※作成できるグッズの種類、最短出荷日については、2022年3月23日時点のデータとなります。
ネットサービスや専門業者でオリジナルグッズを作成・制作するときのポイント
ネットサービスや専門業者でオリジナルグッズを作る際は、何を作りたいのか明確にする、作るときのコストや条件を確認するなどいくつか押さえるべきポイントがあります。
ここからは、オリジナルグッズを作成・制作するときの4つのポイントについて解説していきます。
1.何を作りたいのかを明確にする
オリジナルグッズを作成する場合は、どのようなものを作るのか明確にすることが大切です。
自分用に作るのか、ギフト用なのか、または販売用なのかなど目的によって作成するグッズのデザインも異なってきます。
例えば、自分用であれば、グッズに名前を入れるなどオリジナリティを追求するとよいでしょう。
ギフト用であれば贈る人の好みに合わせたデザイン、販売用であれば万人受けするデザインにする必要があります。
作成できるグッズの種類も多数あるため、まずは事前にしっかりとグッズ作成の目的や何を作るのかを決めましょう。
2. 作るときのコストや条件を確認する
オリジナルグッズを作成する際は、予算内に収まるかどうか確認することも重要です。
業者によっては見積もりを取れるところもあるため、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
また、納期や最小ロット、最大ロットなども事前にチェックした方がよいでしょう。
同じTシャツを作成するのであっても、業者によって納期はさまざまです。また、1枚から作成できるサービスもあれば、最小ロットが10枚からとなっているところもあります。
グッズを発注する前に、自身の希望条件に合うかどうかも必ず確認しましょう。
3. 事前に準備するものを把握しておく
ネットサービスや業者でオリジナルグッズをスムーズに作成するためには、事前に準備するものを把握しておくことが大切です。
例えば、画像を使用したグッズを作成したい場合は、利用するサービスにアップロード可能な画像サイズを確認した上で、適したサイズの画像を用意します。
また、デザインを入稿する場合、サービスに備わっているエディタ機能でデザインを編集したり、Illustratorなどのソフトで編集したりする必要があります。
企業でロゴや商品をデザインしたい場合は、事前に社内のデザイナーもしくはフリーのデザイナーにデザイン作成を依頼しておきましょう。
4. 業者やネットサービスでどのようなグッズが作れるのか確認する
各サービスによって作成できるグッズは異なります。同じTシャツであっても、作成したいカラーやサイズがない場合もあります。
そのため、作りたいグッズが明確化したら、利用しようと考えているサービスで希望通りのグッズが作れるかどうか確認しましょう。
サービスによっては、サイトに掲載されていない商品でもグッズ化できるところもあります。
サンプルが無料で取り寄せられるサービスもあるため、大量発注する場合などは実際にどのようなグッズになるのか確認することをおすすめします。
5. 著作権や肖像権を侵害しない
オリジナルグッズを作成する際は、著作権や肖像権を侵害しないように注意する必要があります。
著作権とは、作品を創作した人を保護する権利です。また、肖像権とは無断で人物を撮影・公表しないよう保護する権利です。
例えば、無断でアニメなどのキャラクターを使用してグッズを作成する場合、著作権の侵害に該当します。
また、肖像権については該当する法律はありませんが、無許可で撮影した人物をグッズ化すると後々プライバシー侵害で訴訟に発展するケースもあります。
トラブルを防止するためにも、これらの権利を侵害しないようにモラルを守ってグッズを作成しましょう。
目的別オリジナルグッズ作成サービスの選び方
自身が作りたいグッズの数によって、選択する作成サービスが異なります。大量に作成したい場合は専門業者、1点だけなど小ロットで作成したい場合はネットサービスの利用がおすすめです。
では、専門業者に依頼した方がよい場合とネットサービスを利用した方がよい場合をそれぞれ具体的に見ていきましょう。
専門業者に依頼(法人企業向け)
自社のノベルティ・販促品を大量に作成したい場合は、専門業者への依頼がおすすめです。
大ロット生産は、グッズを1点だけ作成する場合と比較して、1点当たりの単価を抑えられることが大きなメリットです。
ただし、専門業者の場合は、1点だけ作成したい場合など小ロット生産には対応していないケースが多いといえるでしょう。
また、同じものを同じ数量作成する場合でも、業者によって値段や納期が異なります。
そのため、複数の業者に見積もりを取り、自社のニーズに合った業者に依頼することが大切です。
ネットサービスを利用(個人向け)
個人でオリジナルグッズを1点から作成したい場合などはネットサービスを利用するとよいでしょう。
SUZURIなど初期費用や月額利用料無料でオリジナルグッズを作成できるネットサービスは多数あります。
例えば、SUZURIでは受注生産方式を採用しているため、在庫を抱える必要もなく、画像を1枚アップロードすれば誰でも簡単にオリジナルグッズが作成できます。
一部サービスでは、法人企業向けに大口注文に対応しているところもあるため、事前にチェックしておくことが大切です。
まとめ
今回は、オリジナルグッズを作成する際のおすすめのサービスを詳しくご紹介しました。サービスには、個人向けのものと法人向けのものがあり、それぞれの専門業者やネットサービスによって作れるグッズの種類も異なります。
この記事を参考に、予算や作成するグッズの数などに合った専門業者やネットサービスを探してみてください。
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