第三話 ー実る時ー ヒントが見つかる。前進し続けるかなざわまことの心の中。 interviewed かなざわまこと


クリエイターさんにお会いし、その経験や想いをキリトリ「つくる」ヒントをいただくインタビューコンテンツ。ゲストは、世界で愛されるキャラクター「おひげのポン」の生みの親、かなざわまことさん。全三話でお届けいたします。

最終話となる第三話では、クリエイターとして歩み続けるためのヒントについてお話を伺いました。


<かなざわまこと さん>

新潟県出身。大学院卒業後パッケージメーカーの営業職を経て、フリーランスとしてイラストレーター、キャラクターデザイナーの活動を開始。NHKの番組キャラクターや、様々な企業キャラクターを制作。オリジナルキャラクター「おひげのポン」は日本をはじめ台湾やタイなど海外での人気も高く、さまざまな企業とのコラボグッズが販売されるなど、国内外での活動を展開。著書に絵本「おひげのポン」「おひげのポンといじわるガハハ」(学研)等がある。




SNSが普及している時代で、反応がないからクリエイター活動に自信を持てないという人も少なくないと思います。SNSと上手く付き合っていくコツはありますか?

「わかります!投稿したSNS記事の反応が少ないと本当に凹みますよね。。 僕も投稿したSNSに“いいね”が付かなさ過ぎて『あれ?皆さんいますかー?』ってなる時もあります(笑)

あまり健康に良くないので、いいね数を気にしたり、人と比べることはほどほどにするように努力しています。


人にはそれぞれ得意不得意があるので、もしSNSが苦手だったらイベント出展を頑張るとか、売り込みを頑張るとか、コンテンツ制作に注力するとか、苦手な人の土俵ではなく、得意な自分の土俵で楽しく挑戦するのが健全だと思います。

僕はSNSがとても苦手でしたが、イベント出展してお客様と話すのが大好きだったので、ここでは楽しく努力を続けることができました。

デザインフェスタに参加するカナザワさん

良い例えかわかりませんが、”火属性のポケモン”が水中で力を発揮できないように、自分の土俵や属性を知って、自分が好きで得意なところで勝負できたら良いなーと思っています。僕の場合、人と比べるのはほどほどにしつつ、自分が好きで得意で、やりたいことに注力にした瞬間から色々と楽に楽しくなっていきました。」

“ほどほどに”というのが、かなざわさんらしい。比べること、比べて凹んでしまうことは良くないと頭ではわかっていても「比べちゃダメ!」と”ダメなこと”になると、それはそれでちょっと息苦しくなるもの。自分の好きや得意なことを知ることをまず大事してね、比べちゃうときはほどほどにね!と言っていただけたことに、安心と余裕を与えていただいたように思います。




1つのキャラクターのみで進むことに不安がある方もいらっしゃると思います。かなざわさんはどうでしたか?

「1つのキャラクターで進む不安よりも、自分がやりたくない絵を描いていくことの方が不安だったの覚えています。
何が正解かわからない時代だからこそ、自分がやりたいことを、まず自分にやらせてあげることを大切にしたいです。
それが三日坊主だったとしても、やってみただけで十分立派だし、たとえ失敗したとしても、その失敗も自分にちゃんと経験させてあげたいなって考えています。
良いも悪いも、成功も失敗もどんどん体験・経験していく、そのトライアンドエラーの中にこそクリエイター活動の面白さがあると思っています。
SUZURIさんのサービスを使った時もそうでした。まずやってみた結果、在庫なしにグッズ販売を始められるところがとってもいいー!!っていう感動を体験することができました。」



SUZURI おひげのポン オーバーサイズTシャツ「ピンチ!」

第二話でお聞きした「これをずっと描いていたい」 という気持ちを大切にして、ポンちゃんをずっと描き続けたかなざわさん。その挑戦の先に、一歩一歩自分らしい道が拓かれていったそう。
改めて、SUZURIはクリエイターさんをやさしく後押ししていきたい、強くそう思いました。



読者のみなさまに、メッセージはありますか?

「楽しそうだなー、なんかワクワクするなーって思ったら、怖くてもまず挑戦してほしいなって思います。僕はフリーランスになる前、心がやりたいって言っている気持ちに、毎日毎日蓋をして悶々と生きていました。
12年前の31歳の時に、覚悟を決めて自分の心に従った時から、人生がどんどん楽しく楽になった経験をしました。
『楽しそう』や『やってみたい』から逃げなかった先に、本当の意味での自分自身が進むべき未来があるんだと思っています。

昔、友人が『楽(たの)しいって、楽(ラク)って読むし、自分が本当に楽しい道って、意外と楽に上手く進むこと多いよね』って言ってくれたことがありました。本当にその通りだと思いました。自分がやりたいことに挑戦することは、とても怖く勇気がいることですよね。すごくわかります。でもだからこそ、”楽しいが正しい”と信じて、これからもお互いどんどん楽しいことに挑戦していきましょう!!
そんな感じで、この度は楽しくワクワクするインタビューをありがとうございましたー!」

あとがき:

三話にわたって、かなざわまことさんへのインタビューをお送りしてまいりました。「キリトリセン」が始まって初のコンテンツとして、かなざわさんの経験や想いは、未来にやさしさとたのしさとユーモアを添えてくれるものでした。実は、当初は一話のみでお送りする予定でした。しかし、かなざわさんのお話には、スタッフの心もギュッと掴む学びや考え方にあふれ、進む方法を惜しみなく託してくださったため、できる限り多くの人に、この受け取った言葉たちを届けたい!と三話にすることとなりました。改めて、かなざわまことさんに、あたたかくそしてたのしいインタビューをさせていただいたこと、そして記事の確認の際も丁寧に読者のみなさんに届くようにご確認いただいたこと、心から感謝申し上げます。

そして、はじまったばかりの「キリトリセン」をご覧いただいたみなさまにも感謝の気持ちでいっぱいです。
ぜひ、ふうっと一息つきたいときや、少し立ち止まったとき、頭を切り替えたいときなどに、またご覧ください。ヒントが隠れているかもしれません。

ニコニコチューリップのロドリゲス
おひげのポン ART TOY(SOFUBI)




Written by : EandY
Photo by : junjun

※この記事の内容は公開当時の情報に基づいています。現在の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

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